テーマ「救急初療看護をふりかえる!」
認定看護師更新対象研修です(6ポイント)
(H30年度会員のみとなります。しくみネットの会員期限が2019/3/31でない方は、H30年度の会費の支払いが必要です)
しくみネットでの支払いや期限等がご不明な方は、お問い合わせページからご連絡ください。
日時:2019 年 3 月 10 日(日) 12:00〜16:30 (受付 11:30 〜:昼食時間はありません)
会場:獨協医科大学埼玉医療センター 新棟3F大会議室
会費:¥3,000(当日、受付でお支払いください)
募集期間:1/19〜3/7
プランナー/講師:増山純二先生 長崎みなとメディカルセンター 救急看護認定看護師/特定看護師
(元日本赤十字九州国際看護大学 クリティカルケア領域准教授/救急看護認定看護師教育課程専任教員)
コース運営世話人:
小池伸享 氏 前橋赤十字病院(前日本赤十字九州国際看護大学救急看護認定看護師教育課程専任教員)
石井恵利佳 氏 獨協医科大学埼玉医療センター(前日本看護協会救急看護認定看護師教育課程専任教員)
趣旨:第一部では、CBL(CaseBasedLearning)を使って、皆様とワークをします。救急初療看護の CBL の目標として、「緊急度の判断ができる」「看護過程展開ができる」 をあげます。これらの目標の下位目標が重要であり、また、ワークの中での質問がカギ となります。その質問が学習の支援情報であり、その支援情報を意図的に投げかけるこ とによって、緊急度の判断、看護過程を振り返ることができます。ワークを通して救急 初療看護を振り返りながら、振り返る方法について学んでいきます。 第二部は、日々の臨床を研究的視点で振り返ります。トリアージや救急初療看護をケー ススタディとして発表していただき、会場内で議論しながら新たな知見を得ることを 目的としています。
学習目的 1.座学の知識を応用させ、臨床的推論、臨床的問題解決、意思決定の促進ができる学習方法である CBL を経験し、救急初療看護を振り返ることができる。
学習目的2.救急初療看護のケーススタディの発表聞き、普段の臨床を振り返り、発表者、会場の出席者と討論し、自分自身の見解を述べることができる。
< 目的1の学習目標>
(臨床家としての目標)
1.生理学的徴候の情報から事象のアセスメントができる。
2.症候から仮説形成ができる。
3.問診、身体所見から仮説検証ができ、疾患を予測できる。
4.一次評価、二次評価のアセスメントを統合させ、緊急度の判断ができる。
5.検査データのアセスメントができる
6. 病態アセスメントができる
7.アセスメントによる因果関係を明確にさせ看護問題を抽出することができる。
8.看護実践の根拠を明確にすることができる。
(指導者としての目標)
1.救急初療看護における看護過程の問題解決のためのスキーマについて、説明できる。
2. 救急初療看護のワークを通して、学習の支援情報の意義について説明できる。
<目的2の学習目標>
1.研究的視点でのケースについて、発表者の発表を尊重しつつ、自分自身の見解を述べ、発表者、参加者、座⻑と討論することができる。
<ケーススタディ >
座⻑:小池伸享氏、石井恵利佳 氏
コメンテーター:増山純二氏
演者:
1 増山純二 氏「急性腹症疑いにて搬送された大動脈解離症例を振り返って」
2 新行内賢氏(日本医科大学多摩永山病院)「(プレホスピタル;ドクターカー)プレホスピタルにおける失神症例の対応〜看護師による身体診察の意義〜」
3 大瀧友紀氏(聖隷三方原病院)「(外傷)外傷による出血性ショックを呈した患者の低体温の予防とシバリング抑制〜積極的四肢末末梢保温・選択的保温の効果を明らかにする〜」
4 望月桂氏(杏林大学病院)「トリアージ)発熱を呈し来院した乳児に対する院内トリアージ」
5 清水智恵氏(姫路赤十字病院)「(敗血症)「肝門部胆管癌から敗血症性ショックとなった患者の看護〜患者の危険徴候に着目し、検査を安全に実施するための多職種協働〜」
<プログラム(変更の可能性あり)>
12:00〜14:00(120 分):第一部 講義・演習「CBL を使って救急初療看護を振り返る」 講師:増山純二先生
14:20〜16:20(120 分):第二部 ケーススタディ
16:20〜16:30(10 分):まとめ
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